2012年10月03日

殺し屋がターゲットの女性に一目ぼれ、死んだように偽装する

http://labaq.com/archives/51702047.html

殺し屋の男がターゲットの女性に一目ぼれ、殺しの依頼を打ち明け、ふたりは恋に落ちていく……。

まるで映画のようなお話ですが、ブラジルで実際にそのような事件が起こりました。

依頼を果たしたように見せるため、ケチャップ使って女性を殺害したように見せかけたそうです。


血まみれ……と思うのは早合点で、雇い主をあざむくためケチャップ2瓶を使って死んだふりをしている写真。よく見ると突き刺さってるように見えるナイフは、ワキの間にはさみこまれているだけです。

さて、いったいどんな人間ドラマがあったのか、順を追って説明していきましょう。

事件が起きたのは今年の7月、場所はブラジル東部にあるPidonbacuと言う小さな町でのこと。

雇い主である妻のMaria Nilza Simoesは、夫が浮気していると疑っていました。嫉妬に駆られた彼女は、浮気相手と思しき女であるIranildes Aguiar Araujを消して欲しいと、345ポンド(約4万円)で殺し屋のCarlos Roberto de Jesusに依頼しました。

ところがこのCarlosと言う殺し屋、ターゲット女性を見るなり、恋に落ちてしまったのです。

一目ぼれしたCarlosは、ターゲットのIranildesに自らの立場を告白し、雇い主をあざむくための一計を案じました。

まず彼女の口をテープでふさぎ、ナイフをわきの下にはさんで刺さってるように見せかけた上で、スーパーで買ってきたトマトケチャップ2瓶を浴びせかけたのです。

この証拠写真(上記)を送りつけらた妻のMariaは、すっかり信じ込んで報酬を払い、殺し屋の計略は成功したかのように思われました。

しかしながら、事件は意外な形で発覚します。

そのわずか3日後、なんと雇い主であるMariaが、殺し屋とターゲットのふたりがキスしている現場を目撃してしまったのです。

なんともスキの多いふたりですが、これに激怒したMariaは警察に駆け込んで、Carlosに1000ドル盗まれたと訴え出ました。

警察が3人を取り調べると、事件の全容は明るみとなり、殺人依頼や恐喝などの罪で告訴される模様です。



ブラジルは4万円で殺人が行われちゃう国なんですね。
恐ろしいですね。

Posted by うみの イルカ at 22:54│Comments(0)
 
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